辛いと感じるときは治療を|厄介なうつ病の症状に要注意|ドン底から復活する術を伝授

厄介なうつ病の症状に要注意|ドン底から復活する術を伝授

辛いと感じるときは治療を

診察

肉体面と精神面に起こる

うつ病の症状には、肉体面と精神面のどちらか、または両方あらわれてくる場合もあります。肉体面では、不眠症や食欲不振、めまいや胃腸の不調などが典型的な例です。不眠症は副交感神経が上手く稼働していないために起こると言われます。眠りが浅いために、翌日に疲労を感じてしまいやすく、集中力もなくなります。食欲不振は精神的な症状の代表例で、欲求が極端に落ちるのは危険なサインでもあります。精神面にあらわれる症状には、極端なマイナス感情や気力の低下、そして自分を追い込む自虐も目立ちます。マイナス感情に至っては、何でもマイナスに受け止めてしまうようになり、今まで楽しんでいたことも楽しめなくなります。気力の低下も何をするにも億劫に感じてしまい、1日中何もしないという人も少なくありません。見た目や行動から明らかに変化が感じられるため、うつ病はわかりやすい症状でもあるのです。このような症状が続いてしまうと、どんどん悪化してしまうおそれがあり、他の精神的な病気を併発してしまう可能性もあります。放置せずに早めに対処していくようにし、そのためには専門の治療を受けるのが適しています。うつ病は精神科や心療内科のどちらでも対応しており、症状が落ち着くまで治療を受けていくことができます。うつ病を治療している人は決して珍しくないので、やる気が起きなくても取りあえず1度病院に行ってみるといいでしょう。

脳の機能障害

うつ病の症状が目立つようになる原因は、脳の神経伝達物質の働きが異常を起こしているためです。この原因とされる神経伝達物質にはセロトニンとノルアドレナリン、そしてドーパミンがうつ病と関係していると指摘されます。この3つの分泌物には役割があり、肉体面では睡眠のバランスや歩行や呼吸のリズム運動、俊敏な動きが挙げられます。精神面では、起床時の覚醒状態や心のバランス、そして気力の向上や満足感などです。こうした3つの分泌物がバランスよく正常に保たれているので、健康的な体や心が維持できるのです。しかし、うつ病をきっかけに分泌物のバランスが悪くなり、適切な量で分泌されなくなってしまいます。そのために不快な症状が目立つようになってしまうので、この分泌物を正常に戻していかなければいけません。うつ病の治療では、薬物によって神経伝達物質の働きを正常に促していくことから行われます。人によって正常になるまでに差が出てきますが、だんだんと症状が落ち着いてくるようになります。症状が落ち着くようになればだいぶん楽になり、気力や食欲も出てきて、前向きな考えを持てるようになれるのです。うつ病はその人の心が弱いからなるというわけではなく、脳の機能障害から起きてきます。それが肉体面や精神面にマイナスな影響を与えてしまうために、症状に悩まされてしまうのです。悩み続ける負担を考えれば、早くに治療を受けていく方がメリットも大きくなります。